スクールカースト/いじめがない学校は偏差値が高い

若い女の子
スクールカーストの話。
小学校、中学校、高校は、どうしても未成熟な人間ばかりが集まる。
だからスクールカーストも発生するし、いじめも起こる。
それは、けっこう必然的に、全国的に起こっている。
だからいじめは存在してもしょうがないとは言わない。
だけど「ある原因を見つけ、ある解決策を実施したら、きれいになくなる」ものじゃない、とは言える。
しかし、非常にあいまいでいいかげんだけど、ひとつの法則性はあるような気がする。


それはスクールカースト/いじめがない学校は偏差値が高い』という法則だ。
といっても、偏差値に反比例してスクールカーストが薄くなっていくのではない。
全国トップクラスの私立校*1都道府県でトップの公立高校などは明確なスクールカーストがなく、いじめも非常に少ない。
おまえ灘でもないのに見てきたように言うな!と怒られるかもしれない。ごめんなさい。
僕がこの考えに至ったきっかけは、上記のような学校の卒業生*2である友達と
そういや、受験して入った学校には、スクールカーストとかいじめとかあんまりなかったなー
という話をしたことだ。
彼らはみんな
「でも、受験する前に居た(公立の)小学校/中学校では、いじめとかスクールカーストはすっごいあったわ」
と言った。僕も言った。全員一致だったのにはびっくりした。
僕の高校生活を振り返ってみると、確かに、それまでの公立中学で嫌だと思っていた「マイナスな人間関係のしくみ」が、一気になくなった、または薄くなったと思う。


ここで、適当に浅い「原因」をでっちあげることはやめておく。
この法則も、「ない」と言い切れば矛盾するだろうから、実際は「スクールカーストは薄く、いじめは極端に少ない」くらいだろうか。


最近テレビではクイズブームの派生で高学歴ブームが生まれてきているような気がする。
そのブームの内容は僕は大嫌いだ。これについてはまた別にエントリを書きたい。
しかし、高学歴となる人間を多く輩出する高校、中学から学べることも、意外と多いのではないかなあ。

  • 今回のイイタイコト

高偏差値のトップ中/高から学べることは多い。
これからより深く分析していこう。

  • インスパイア元

例の会話以外は特に無いけど、茂木健一郎さんの「脳を活かす勉強法」の序文に近いことが。
茂木さんが受験をして国立の高校に入り、向学心溢れる周りの環境を喜んでるあたり。
この序文はすごく共感しました。
[rakuten:book:12526691:detail]

*1:ガンガン広告するような新興進学校ではなく、たとえば灘のような伝統ある学校

*2:灘含む。沖縄出身の人もいたけど。僕は模試の偏差値では県下トップの公立高校卒