文科相を超えた「心を育む5つの提案」〜そして伝説へ〜

 塩谷立文部科学相は3日、4月から先行実施される小中学校の新学習指導要領で道徳教育が重視されることに絡み、「先人の生き方に学ぶ」などとした「『心を育(はぐく)む』ための5つの提案」を発表した。


 提案は(1)「読み書きそろばん・外遊び」を推進する(2)校訓を見つめ直し、実践する(3)先人の生き方や本物の文化・芸術から学ぶ(4)家庭で、生活の基本的ルールをつくる(5)地域の力で、教育を支える。


 生活の基本的ルールについて、塩谷文科相は「私の提案」として、「いじめるな」「うそをつくな」「人に迷惑をかけるな」などの具体例も挙げた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090203-00000536-san-soci

 確かに、多くの人間に幸福な幻想を与えるようなスローガンは大切だ。でも、これだけバラバラで中身もないものだと、子どももやる気がなくなってくる。そこで新しい「心を育む5つの提案」を考えてみた。超実用的なつもり。

1.2ちゃんねる・コピペブログは見ない

 小学生中学生のうちから偏見を身に着けてどうするのか。小学生が「田舎のDQNは暇だからセックスとジャスコしかやることない」とか書き込んでるのを想像すると、軽く日本の将来に絶望できる。

2.小悪魔agehaは読まない

 age嬢メイクは間違いなく肌に悪い。中学生のうちから爆盛してると髪へのダメージもすごいぞ。キューティクルは絶滅だ。そもそもキャバ嬢がテーマなんだから未成年が読むもんじゃない。

3.前略プロフに個人情報を載せない

 趣味…Sex(はぁと)とか書くのもやめましょう。だいたいネットで実名と顔と学校をセットで晒せる神経がわからない。誰も見たくないし。あと女子はプロフの写メ撮るときに目をマキシマムまで見開くのは必死すぎるからやめたほうがいい。

4.エロ本一冊を大事に使う

 心とイマジネーションが豊かになります。特に中学生はネットを駆使してエロ動画のサンプル漁りをする代わりに、新聞のテレビ欄の深夜番組の意味深なタイトルにつられて夜更かししたがいざ見たらがっかり、という修行を繰り返すべきだ。イマジネーションはエロへの飢えとベッドから。

5.別に勉強しなくてもいいからどうにかして成績を上げろ

 才能がない人でも東大法に入って国家I種に受かり官僚になれば割合エリートになれます。別に数万倍の倍率を勝ち抜いてプロ野球選手になる必要もありません。特に才能のない人=9割の小中学生は今すぐ成績を上げまくりましょう。ついでにどっかの適当な機関が適当に調査してる世界学力ランキングで日本の順位が上がって適当に日本を嘆いていたおっさんが適当に喜びます。