【GTO/ROOKIESも…】ヤンキーの主張が全部裏返しな件

弟の頭の悪さに本気で絶望した
「自分の人生なんだから、人から何を言われようとやりたい事をやるべき」→実際は学校も職も通信教育もすぐやめるので、やりたい事に到達できる日は来ない。そもそもやりたい事の明確なイメージがない。せいぜい「有名ラッパー」とか「山梨県最強の男」とか*1
「仲間のためなら何でもできるし、絶対裏切らない。まじめなやつらより俺たちのほうが情に厚い」→実際はあり余る時間を潰すために一緒に居るだけ。言葉に出して「情」を確認しないといけないほど相手と信頼関係を築けている自信がない。
「外面を気にして、好きでもない人間に愛想よくしてる奴のほうが頭がおかしい」→実際は、自分自身が、暴力によって支配される暴走族の中で怖いだけの先輩に愛想を使いまくる毎日。親や教師、警察など、「常識の範囲で行動しないといけない人」に対してだけ態度がでかいのがヤンキーの特徴。GTOやROOKIESなどの漫画でも、腕力が強く常識のない熱血教師だけが不良に一目置かれるのは現実的なのだ。
「俺達っていい奴だよな」→実際は、周りから疎まれているのをわかっている。せめて仲間内で確かめ合って、自分の卑小さから目をそらしたい。
「俺達って自然体だよな」→実際は、ただ本能のままに生きているだけ。自然体のなんたるかすらわかっていない。
 だいたい、ほんとうにすごいアウトローは群れない。小澤征爾もスクーターを伴侶に単身渡仏した。すごいアウトローがつながりを求めるのは、崇高な目的があるときだけ。チェ・ゲバラとかね。

*1:山梨をバカにしてるんじゃないです