ハリー・ポッターが終わってしまった今だから、JKローリングに言いたいこと

 いい歳してハリーポッターになったつもり…必死に頑張った二人の写真:らばQを見ていて思い出した。JKローリングに言いたいことがあったのだ。
 「ハリー・ポッターシリーズの魅力は、ハリーと闇の帝王の勢力の激しい闘いじゃあなくて、ダイアゴン横丁での買い物とか、ホグワーツでの日常生活だったんだよ!!」
 少なくとも私にとってはそうだった。ハリーの世界は完璧に作り上げられたファンタジーであって、しかも日本人にとっては一種の「修学旅行的魅力」をともなう、イギリス式学校寮生活の中で起こるドラマである。どうしてジャパンの学校はこんなにクソッタレなんだ!あーホグワーツに行きてー!!という思いを抱えながら読んでいる子どもたちが圧倒的に多いはずである。中学生ぐらいからは現実逃避も入ってくるが。